もくじ
糖尿病を発症?!絶対にやってはいけない3つのこと
国民の6人に1人が糖尿病もしくは予備軍と言われる現代。
発症することは決して珍しいことではなく、他人事ではありません。
もしも発症した場合に備えて“絶対にやってはいけない”3つのポイントを覚えておきましょう。
この3つは絶対やってはいけない!?
1、 症状が出ているのに“とりあえず”様子を見る
糖尿病の症状が出ているにも関わらず「ちょっと様子を見よう」「勘違いかもしれない」と放置しておくのはNGです。
初期で軽症の場合は自覚症状もあまり見られないので、余計に危険!
知らない間にどんどん進行してしまいます。
下記は、糖尿病にみられる症状なので、まずはセルフチェックをしてみましょう。
・ 喉が乾く(清涼飲料水ばかり飲んでしまう)
・ 頻繁にトイレに行く
・ 疲れやすい
・ 体重が減る(きちんと三食食べているのに)
現時点では、これらの症状が見られなくても定期的な健康診断を受けておくことをオススメします。
2、 治療を中断する
糖尿病を発症すると、もちろん治療が必要になります。
しかし「治療費が高い」「病院に通う時間が取れない」「自己管理が上手くできない」という理由から、糖尿病の治療を中断してしまう人も多いといいます。
糖尿病の怖さは、合併症です。
糖尿病自体は、痛くも痒くもないので、自分が病気だと認めたくない人も多く、治療をしないまま、ある日突然倒れてしまいます。
発症した人にしか分からない気持ちや環境があるとは思いますが、やはり治療の中断はとても危険です。進行すると恐ろしい合併症をまねきます。
「1人で頑張りすぎない」「家族や友人に協力してもらう」「療養生活のなかに楽しみを見つける」といったことを覚えておくと良いですね。
3、 薬の服用だけに頼る
“薬の服用さえしておけば大丈夫”という考え方はNG!
食事管理をはじめとする生活習慣を改善しないことには、回復は難しいでしょう。
以下を参考に、まずはできることからスタートしましょう。
(最初は地道に思えることも、続けていくと成果は出るものですよ)
・ これまでの食生活を見直す、ご飯、パンなどの炭水化物や、糖質を取らない食生活に変える
・ タンパク質(肉・魚・卵・乳製品)と脂質でカロリーを取り、野菜などで、栄養バランスのとれた食事を摂る
・ 適度な運動をする(糖尿病には、過度のスポーツは厳禁です)
まだまだ、日本の糖尿病治療は世界的に遅れています。
積極的に糖質制限について勉強して、食後高血糖をなるべく少なくなるようにしてみましょう。
早期発見・早期治療が大事!
もし糖尿病を発症したとしても早期発見・早期治療がとても大事。
医師のアドバイス+生活改善で早期に血糖コントロールをすることにより、恐ろしい合併症(神経障害、網膜症、腎症など)を避けることは可能です。