もくじ
気軽にレンジで「チン!」が怖い?!酸化コレステロールの危険
あなたは酸化(・・)コレステロールを意識したことがありますか?
私たちの身近に存在している酸化コレステロールは、動脈硬化や脂肪肝などさまざまな病気を引き起こす可能性が…!?
酸化コレステロールって??
コレステロールが長時間空気にさらされたり、高温で加熱されることで酸化したもの。
「劣化コレステロール」とも言われています。
分かりやすい例をあげると、マヨネーズやバターなどが酸化して黄色く(透明っぽく)なることがあると思いますが、まさにその部分です。
例えばどんなもの・・・?
・ 電子レンジで10分以上、または2〜3回加熱した食品
・ 2度揚げ、3度揚げしたフライや天ぷら
・ スルメや干物など空気や紫外線にさらされながら保存されたもの
・ タラコやスジコなどのしょうゆ漬けされたもの(長期保存)
・ 焼き魚の焦げた部分
上記のような食品には、酸化コレステロールが大量に発生している恐れが…。
では、酸化コレステロールを摂り続けてしまうと、どんな影響が出てくるのでしょうか?
酸化コレステロールの怖さは・・・
1、 動脈硬化
酸化コレステロールは、(通常のコレステロールに比べ)血管内にとどまりやすく血管を傷つけるため動脈硬化を引き起こす原因になります。
※通常のコレステロールより、動脈硬化の進行を2倍も早めるのだとか?!
2、 脂肪肝
最近の研究によると、酸化コレステロールの大量摂取は、脂肪肝にも深く関係していることが分かったそうです。
3、 アルツハイマー
さらに、アルツハイマーやメタボリックシンドロームなどを引き起こす可能性があるので注意しましょう。
簡単に防ぐ方法はあるの?!
1、 緑黄色野菜を一緒にたっぷり摂る
抗酸化物質を多く含んだ緑黄色野菜を一緒に摂ることで、酸化コレステロールの発生を抑えられると言われています。積極的に取り入れましょう!
2、 二度揚げしない・天ぷら油を長期保存しない
揚げ物をする時は「二度揚げしない」「油は長期保存しない」こと。
こうした習慣を身につけると、酸化コレステロールから体を守ることができますね。
3、 電子レンジに頼らない
電子レンジで簡単に食品を温められるのは便利ですが、頼りすぎはNG!
使用する場合は「短時間で」「何度も温め直さない」ことを意識しましょう。