更年期特有の『うつ症状』と上手に付き合うコツとは
ホルモンバランスの乱れによってさまざまな不調が起きる更年期は、うつ症状を訴える人も少なくありません。
今回は更年期のうつ症状と上手に付き合うコツをご紹介します。
うつ症状になりやすい人って??
下記のような性格の人ほど、更年期にうつ症状を発症しやすいと言われています。当てはまるものが多いあなた、要注意ですよ!
・真面目で、責任感が強い
・頑張り屋さん
・完璧主義
・几帳面
・気遣いができる
・温厚
うつ症状が悪化すると『パニック障害』『過呼吸』『PTSD』などを併発しやすくなると言われています。たかが更年期と油断せず、早めに対策をとった方が良いでしょう。
うつ症状と上手に付き合うコツとは
コツ① 家族に甘える
更年期障害は誰でも発症する可能性をもっています。「自分の頑張りが足りないから」「みんなに迷惑をかけるのは…」なんて思わず、素直に症状を打ち明けて甘えさせてもらいましょう。
“依存する”のではなく“上手に甘える”こと。ご褒美期間だと思って、自分のやりたい事に時間を費やしてみてはいかがでしょうか?
コツ② 思いっきり泣く
理由もなく不安になったり、寂しくなったり…。そんな時は、あえて悲しい曲を聴いたり映画を見たりして、思いっきり泣きましょう。
泣くことはストレス解消に効果的と言われています。涙を流した後は、自然と心が晴れてくるはずです。
コツ③ 気軽に病院へ行く
『病院に行くほどでは…』と思っている方も多いですが、きちんと診断してもらうと心が落ち着きます。更年期障害のうつ症状を改善する治療法もあるので、まずは気軽に受診してみましょう。
コツ④ 漢方薬局に行ってみる
ホルモンバランスの乱れには漢方薬も効果的です。『生理がきそうでこない…という状態だった女性が漢方薬を飲んだらすぐに生理がきた』という例も。
ただし、少し費用がかかるのでまずは無料相談に行って検討してみると良いですね。(費用を抑えた方法もあるそうです)
コツ④ 外に出る
うつ症状が出ると、ついつい家にこもりがちに…。すると余計にネガティブ思考になってしまいます。
重い腰を上げて、なるべく外出するようにしましょう。太陽の光を浴びるとセロトニンの分泌が活発になるので、寝つきも良くなりますよ。