日本の伝統文化【ぬか漬け】は老化防止の効果まであるらしい・・・!
あなたは日本の伝統文化【ぬか漬け】を食べたことがありますか?
近年、ぬか漬けがブームになってきていますね。以前は、ぬか漬けを食べたことのない人や、ぬか漬けそのものを知らない人もいましたが、ここ数年はぬか漬けブームが再来し、また身近なものになりました。そして、これからの季節、あたたかくなって発酵しやすくなるので、おいしい【ぬか漬け】をつくるには最高のシーズンです。
ぬか漬けとは、江戸時代初期に広められた日本の伝統漬物のひとつ。米ぬかを乳酸発酵させて作ったぬか床のなかに食材を漬け込んで作ります。ぬかとは、米を精米したときに出る胚芽などの部分のことを言います。ぬか床は「ぬか」と「水」と「塩」を混ぜ合わせてできています。そこに野菜を漬け込むと、塩の浸透圧で野菜の水分が出て、それをエサに乳酸菌や酵母などが発酵・増殖し、ぬか漬けの旨みを作り出すのです。
単に美味しいというだけではなく、美容や健康効果をあわせもっているので食べないなんてもったいない!詳しくは下記を参考に・・・!
―ぬか漬けにはこのような美容効果が―
1. 腸内環境(美肌効果にもつながる)
ぬか漬けには植物性乳酸菌が多く入っています。その植物性乳酸菌が、生きたまま腸まで届くので、より効果的に、腸内環境を改善してくれます。
2. 肥満予防
ぬか漬けに豊富なビタミンB2が、体の代謝機能を活性化してくれるため、脂肪をつきにくくします。ビタミンB2は、美容ビタミンと言われるくらい万能なビタミンです。
3. 老化予防
生野菜に多く含まれている酵素は、シワやシミの原因となる活性酵素を防いでくれるので、アンチエイジングも期待できます。酵素は熱に弱いため、加熱した野菜にはその効果がありません。そのため生で食べられるぬか漬けが
おすすめです。
※酵素とは体内のあらゆる化学反応に対して仲介役として機能してくれるたんぱく質のことを指します。
4. 疲労回復効果
ビタミンB1が多く含まれているため、炭水化物がエネルギーに代わり基礎代謝のアップにつながります。これが疲労回復のポイントとなります。
ちなみに、ぬか床には油が含まれており保湿効果があるため、ハンドクリーム代わりにも…!
欠点をあげるとすれば『塩分が多い』ということです。そのため、摂取量には気をつけましょう。