もくじ
心の風邪、うつ病チェック、こんな症状になっていませんか?
うつ病は、心の風邪ともいえるでしょう。
ちょっとした症状から、悪化するとひとりで治すことが難しくなっていきます。
以下のような心と身体の症状はありませんか?
うつ病チェック〜体の症状〜
- 寝つきが悪い
- 息苦しい
- 胃が痛い
- 食欲がない
- 食欲が増加している
- 無性に甘いものが食べたい
- 1日中だるい
- 夜中に何度も起きる
- 頭痛がする
- 動機がする
- 疲れがとれない
- 勃起障害(男性)
- 性欲の低下
- 生理不順(女性)
うつ病チェック〜心の状態〜
- 気分が落ち込む
- やる気が起きない
- なぜか泣けてくる
- 何をしても楽しくない
- 誰かと話すのが面倒
- 漠然とした不安が拭えない
- 気が散りやすい
- 集中力が低下する
- 決断力に欠ける
誰でもそんな時もありますが、上記のうつ病チェックのような症状が、頻繁に、日常的に続くようでしたら、
まずは少しでも症状を和らげるためにも、病院へいきましょう。
うつ病かなと思ったら
うつ病は、心の風邪なので、治療が必要です。
心が弱いとか、頑張れないとか、自分を責めるのをやめるところからです。
すでに、頭痛や胃痛、体重の大きな変化など、体の状態に出ている場合も多いです。
自覚がなく内科を受診するケースも多いですが、体の状態だけでなく、気持ちのことも医師に相談してみてください。
そして、適切な紹介をもらいましょう。
うつ病の治療とは
うつ病と診断されたら、どのような治療になるのか、心配の人も多いでしょう。
ここでは、3つの方法をご紹介します。
1,抗うつ薬
病院でうつ病と診断された場合「抗うつ剤」などが処方されることがあります。
薬に対する抵抗のある人も多いですが、薬のおかげで気持ちが少しでも楽になるので、そこから始めてみましょう。
2,ともかく休む
心も体も疲れ切っている状態です。
まずは、ゆっくり休むことを自分に許して下さい。
なんとかしなきゃと焦るよりも、休む方が早く治るのですから。
3,精神療法
うつ病の人は、自己否定がどんどん強くなります。なので、精神療法を用いた方がいい場合もあります。
専門的な知識をもった、医師やカウンセラーによる治療を再発防止のためにも受けてみてください。
家族にきちんと話すこと
どうしても、うつ病の状態を理解できない人もいます。
甘えているだけ、頑張れ、などしか言えない人もいます。
しかし、身近な相手、パートナーや家族に伝えておくことは必要です。
どうしても一緒にいることが難しかったら、他の人に助けを求めましょう。
今は、ただ単に「心の風邪をひいてしまったんだ、いずれ治るんだ」ということを忘れないで。
どこまでも落ち込んだ先に、本当の自分の気持が見えてきます。
誰よりも一番自分を大切にしたいと思っていたのは、自分だということに気づくことができたら、少しづつ自分にやさしい言葉をかけてみてください。
大切な相手に言葉をかけるときに、どんな言葉を言うだろうかと、考えることができるようになってきたら、もう回復し始めています。
きっと、その心の風邪を引いたことも、将来の何かのためなのですから。