妊婦さんになったら・・・の症状が…!?その原因とは
妊娠すると…
「寝ても寝ても、寝足りない」
「肌荒れがひどくなった」
「イライラするようになった」
など、様々な症状が出ることがあります。
妊娠前と変わらずピンピンしている人もいれば、症状が重く一日中寝たきりの人も。とにかく個人差の激しい妊娠中の症状ですが、身体の中で起きる「変化」を知っていれば慌てることもありません。
その1:寝ても寝ても、寝足りない…
妊娠すると増えるプロゲステロン(女性ホルモン)が、頭痛やイライラ、便秘など様々な症状を引き起こします。その中の作用の1つに、「激しい眠気」があるのです。
これは、つわりの一種と考えられ、妊娠初期に起きやすい症状です。さらに妊娠中期・後期になると、お腹が大きくなって身体に負担がかかってくるので、疲れやすくなり眠気も増すことでしょう。しかし、あくまでも妊婦さんにはよくある症状なので、あまり心配する必要はなさそうです。
眠れる環境であるなら、無理をせず横になるのが1番!仕事や用事などの場合は、アメやガムを持参したり、シャキっとできるような飲み物を飲むなどして眠気対策をした方が良いですね。
その2:肌荒れがひどくなった…
上記の1と同様、プロゲステロンの影響によって、皮脂が大量に分泌され毛穴を詰まらせてしまいます。その結果、ニキビができやすい肌状態になるのです。
また、つわりの症状によっては食事の栄養バランスが偏ってしまい、ニキビができることも。妊娠中は“肌トラブルが起きやすい時期”と捉え、あまり神経質になり過ぎず、冷静に対応したいものですね。
その3:イライラするようになった…
子どもを授かって本来なら幸せなはずなのに、なぜかイライラしてしまう…そんな女性も多いと思います。
それも、やはりホルモンの仕業。妊娠中は、ホルモン分泌が激しく変化するので、心身ともに不安定になりやすいのです。もちろん、それ以外にもイライラの原因は「出産への不安」「夫への不満」「仕事のストレス」など様々なことが考えられます。その場合は、自分のココロと向き合って、イライラの原因を見つけて解決することが大切ですね。
お腹の赤ちゃんのためにも、ママがリラックスした状態で過ごせるのが1番。多少のストレスは心配ありませんが、イライラが続くようなら一度主治医に相談してみてはいかがでしょうか?