もくじ
妊娠中の立ちくらみ…その原因とは?!
妊娠してから「立ちくらみ」や「めまい」を感じる回数が増えたという女性は多いですよね。
しかし、なぜ妊娠するといきなりクラクラするようになってしまうのでしょうか?その3つの原因と対策をご紹介します!
どうして?!妊娠中、立ちくらみの回数が増えるの?
原因1:自律神経が乱れやすいから
妊娠中は、ホルモンバランスの影響により自律神経が乱れやすくなります。
その結果、立ちくらみやめまいが生じるのです。
近所を散歩をしたり、ゆっくり湯船に浸かるなど、なるべくリラックスした時間を過ごしましょう。(ストレスは溜め込まず、こまめに発散しましょう)
原因2:鉄欠乏症貧血になりやすいから
たくさんの血液が胎児に送られるため、妊婦さんは鉄分不足に陥りがちです。
不足状態が続くと、立ちくらみだけではなく「朝起きるのが辛い」「頭痛」といった症状が出やすくなります。
症状がひどい場合は、病院で血液検査をしてもらいましょう。
原因3:低血圧になりやすいから
妊娠維持のために分泌されるホルモンが、血圧の調整を鈍くさせるそうです。
水分をこまめに摂ったり、快眠できるよう寝室の環境を整えることをおすすめします。
ずばり!立ちくらみ対策は?
「急に起きたり、立ち上がらない」
立ちくらみの原因は、頭への血流不足。
そのためいきなり起き上がったり、立ち上がるとフラっとしてしまう傾向に…。落ち着いた行動を心がけましょう。
そのためには、時間に余裕をもった生活を送るのが1番ですね。
「鉄分を補う」
鉄欠乏症貧血が原因の場合は、鉄分をしっかり補うことが大切です。
鉄分が豊富に含まれている食品(牡蠣、あさり、しじみ、ひじき、マグロなど)を積極的に取り入れましょう。
鉄分を摂る際には「ビタミンCと一緒に」摂取すると体内への吸収率がアップします。逆にカフェインを含むコーヒーや紅茶は、鉄分の吸収を妨げるのでご注意を!
それでも、立ちくらみがしたら…?
もし急に立ちくらみがした場合は、まず「つかまるものを探す」こと。
そして「ゆっくりとしゃがむ」ようにしましょう。
妊娠中は転倒してしまうことが1番怖いので、くれぐれも落ち着いた行動を!
しゃがんだらゆっくり呼吸を整えて、回復を待ちましょう。
自宅なら、(頭を低くした状態で)横になって寝ることをおすすめします。