女性だけじゃない?!男性の更年期障害とは
更年期障害といえば女性というイメージがありますが、実は男性でも更年期症状が出る人が増えているといいます。
今回は『どんな症状が出るのか?』『どんな対策ができるのか?』について解説しましょう。
1、 どんな症状が出るの?
・神経質・うつ症状になる
男性ホルモン(テストステロン)の分泌が減少することでホルモンバランスが崩れ、些細なことですぐ不安になったり、イライラしたり…。
『何もする気がおきない』というような無気力状態に陥ったり、精神的に不安定になることで不眠を訴えるケースもあります。
・疲れやすくなる
少し動いただけで『疲れた』『だるい』という状態になります。疲れがたまりやすくなるので、以前は活発だった人も家に閉じこもりがちに…。
・頻尿になる
男性の場合、年齢とともに前立腺が肥大してくると頻尿になりがちです。日中8回以上、夜間2回以上トイレに行きたくなる場合は頻尿といえるでしょう。
・ED(勃起不全)になる
代表的な男性更年期症状ともいえるED(勃起不全)は、男性ホルモンの減少が大きな要因となります。「勃起時間が短い」「性交中でも勃起が維持できない」「セックスの喜びを感じなくなった」などの症状が出はじめたらEDを疑いましょう。
・太る
加齢にともない筋肉が落ちるため、カロリー消費量も低下…。若い頃とは代謝が違うので、同じ量を食べていては太ってしまいます。
さらに消費しにくい内臓脂肪に変わるので、痩せにくくなります。
2、 どんな対策をとったら良いの?
対策その1:クリニックで受診する
上記のような症状が出た場合は、早めにメンズヘルスクリニックなどで受診することをおすすめします。
症状によって受診する科が異なるので、受付で相談するか事前に調べて行くと良いですね。
対策その2:筋トレをする
腹筋やスクワットなど自宅でもできる運動からはじめましょう。筋肉を刺激することで男性ホルモンが活性化します。
体を動かすことに慣れてきたら、ジョギングやランニングを取り入れるとさらに良いですね。外の空気を吸うことで、気分転換になります。
対策その3:ネバネバ食品を食べる
納豆・山芋・オクラなどネバネバ食品は、たんぱく質をスムーズに消化・吸収させる働きがあります。そのため、ホルモンの活性化に一役買ってくれるのです。ぜひ積極的に摂るようにしましょう!