冷え性を改善してくれる『最強コンビ』とは?!
あなたは「体を温める食材」と聞いて、まずどんなものを思い浮かべますか?
今回は東洋医学で『体を温める効果が高い』といわれている最強コンビをご紹介します。
暑さで体が疲れやすい夏にこそ、ぜひ摂っていただきたい食品なので、お見逃しなく!
体を温める!最強コンビは?!
・1つ目は・・・
『ネギ』です。
ネギには、硫化アリル(香り・辛み成分)・βカロテン、ビタミンC・ネギオール・食物繊維・カルシウム・カリウムなどが含まれています。
硫化アリルはビタミンB1の吸収を高めると同時に、胃腸の状態を良くしたり、体温を上げて血行を促す働きがあります。
※硫化アリルは、アリシンとも言います
ネギオールは白い茎の部分に含まれる成分ですが、抗菌作用があるので風邪などをひきにくくしてくれるでしょう。
・2つ目は・・・
『ニンニク』です。
ニンニクに含まれる成分で注目すべきは、アリイン(アミノ酸の一種)です。
(切ったりすり下ろしたりすることで、アリインが分解されてアリシンが発生します)
アリインは、血液をサラサラにしたり、活性酸素を除去したり、疲れを回復させる効果があります。
(アリインはネギにも含まれていますが、ニンニクのほうがより多く含まれているそうです)
そのほか、ビタミンB群・リン・カリウムなどを含んでいます。
その効果をより高めるには・・・?
最強コンビがもつチカラを最大限に活かすために、下記2つのポイントをおさえておくことが大切です。
とても簡単なので、今日から試すことができますよ!
1、 加熱しすぎない
ネギにもニンニクにも含まれる「アリシン」は、高温に弱い性質をもっています。
そのため高温で調理すると、十分に効果を発揮することができません。
加熱する場合でも、なるべく最後のほうに入れて低温でササッと炒める程度が良いでしょう。
2、 ビタミンB1を含む食品と一緒に食べる
同じく「アリシン」は、ビタミンB1と一緒に摂ることで、その効果を最大限に発揮するといわれています。
そのため、ビタミンB1を多く含む食品(豚肉、うなぎ、鯛、青のり、たらこ、いくら、大豆など)と一緒に食べることをおすすめします。