もくじ
アトピーには「亜鉛」が効くって本当?!
“亜鉛などのミネラルを補った結果、アトピー症状が劇的に改善された”という事例を知っていますか?
今回は「亜鉛とアトピーの関係」「亜鉛不足がまねく数々の不調」をご紹介します。
亜鉛とアトピーの関係って?
亜鉛は、新陳代謝に関わる多くの酵素の主成分になっています。
そのため、活発な新陳代謝には亜鉛が不可欠!不足すると細胞の生まれ変わりが鈍くなり、皮膚の炎症などが慢性化しやすくなります…。
さらに、亜鉛はたんぱく質の分解酵素を作るためにも欠かせない成分なので、十分に足りていない場合はたんぱく質の消化力が落ち消化不良の原因に。
きちんと消化されていない食物が腸に入ると、異物とみなされアレルギー反応を起こすこともあります。
また、亜鉛不足はプロスタグランジンというホルモンの生成にも関わっているため、不足するとアトピーが出やすくなるケースも。
このように、亜鉛が不足することで、アトピー症状が出やすい状態をつくってしまうと言えるでしょう。(もちろんアトピーの原因すべてが亜鉛とは限りません)
今すぐチェック!あなたは亜鉛不足?
下記のなかで当てはまるものをチェックしてみましょう。
数が多ければ多いほど、亜鉛不足のサインかもしれません…!?
・食事の味が薄く感じる
・疲れやすい
・貧血が起きやすい
・抜け毛が増えた
・肌がカサカサ乾燥する
・爪が変形してきた
・生理不順が続いている
・生理前は頭痛やイライラしやすい
・口内炎がよくできる
・ケガの治りが遅い
・風邪をひきやすい
不足しているかも…?!と不安になったあなたは
亜鉛の1日あたりの摂取量は、男性12mg、女性9mgといわれています。(上限は1日あたり男性40mg、女性30mgなので、それ以上は摂りすぎないようご注意を!)
亜鉛を多く含む食べ物とは?
下記は、亜鉛を多く含む食品なので、早速今夜のメニューに取り入れてみてはいかがでしょうか?
「牡蠣」
「うなぎ」
「牛肉」
「レバー」
「アーモンド」
「たらこ」
「サンマ」
「高野豆腐」
亜鉛不足は、こんな症状も招く…?!
亜鉛不足は、ほかにも様々な不調を招く可能性があります。
例えば、子供の場合は「成長障害」や「鉄欠乏症貧血」。大人の場合は「味覚障害」「脱毛症」「インポテンツ(男性の場合)」など。
また、亜鉛不足が糖尿病リスクを高める?!とも言われています。
ミネラルをバランスよく取ることは、忘れられがちですが、長期に渡って体を作ってくれています。
こちらの記事「万能ミネラル「亜鉛」が不足すると?!」も参考に!