もくじ
不妊治療が原因で離婚?!そうなる前にできること
カップルの7組に1組が不妊といわれる時代、
2人で話し合って「不妊治療をする」と決めたものの、それが原因で離婚してしまうケースが増えているのだとか…?!
不妊治療で夫婦関係が破綻してしまっては、本末転倒ですよね…。
そうならないために「今、あなたができること」をご紹介したいと思います。
ナゼ夫婦仲が悪くなる?
1、 意見の食い違い
仲良し夫婦でも、2人が同じくらいのレベルで「子供を授かりたい!」と思っているとは限りません。
例えば、妻は「何としてでも子供が欲しい」と思っていたとしても、夫は「無理なら夫婦2人で楽しく過ごせばいい」と思っているケースだってあるのです。
こうした意見の食い違いから、夫婦喧嘩が起きるようになり…。
冷静な話し合いができなくなって、最終的に「じゃあ、別れるしかないね」という結論に至ってしまうのです。
2、 八つ当たり
他の記事でご紹介しましたが、不妊治療中の女性は「辛い」と感じる瞬間が多々あります。
生理がきた時、友人から妊娠の報告を受けた時、街で妊婦さんや子連れママを見かけた時など。
日々の生活のなかで、いろんな思いと戦っているのです。
そして、さらにホルモン注射を打ったり検査を受けたり、その精神的・肉体的ストレスは想像以上です。
そのため、イライラしやすくなり、ついつい1番身近なパートナーに八つ当たりしてしまうことがあります。
3、 「〜してくれない」という不満
何かとイライラしやすい妻、そして(仕事で疲れているのに)そのイライラを受け止めなきゃいけない夫。
不妊治療中の夫婦は、お互いにいっぱいいっぱいです。
そんな状況なので、相手の気持ちになかなか気づいてあげられず、お互いに不満が溜まっていくのです。
どうしたら離婚を回避できる?!
アイメッセージ(I Message)で話す
「アイメッセージ」を知っていますか?
それは、主語を(I=私)にして話す方法です。多くの人は主語を(YOU=あなた)にして話してしまうため、喧嘩になります。しかし、意識して主語を(私)にしてみましょう。
例えば、夫の帰りが遅くてイライラした時・・・
→主語をYOUにすると「(あなたは)今何時だと思ってるの?!私はこんなに体調が悪いのに!」
→主語をIにすると「(わたしは)あなたの帰りが遅くて寂しかった。明日は少し早く帰ってきてくれると嬉しいな」
相手のことを非難したり、文句を言うのではなく、
自分がどう思っているのかを伝えるようにするのが、アイメッセージです。
思いやりは自分から
自分が辛い時は、相手から「大丈夫?」「何かしようか?」と言ってほしいもの。
しかし、それは相手も同じなのです。
どちらかが先に思いやりを持って接することを始めないと、夫婦仲は悪化する一方…。
離婚したくないと心から思うのなら、あなたから先に思いやりの心を差し出してみましょう。