ニキビができやすい人は、ビタミンEの摂りすぎに要注意?!
ビタミンEといえば「アンチエイジング効果がある」「新陳代謝を促す」ビタミンとして知られていますよね(実際に、ビタミンEは“若返りビタミン”とも呼ばれています)。
代表的な食品でいうと、アーモンド、カボチャ、うなぎなど。
…しかし、ニキビができやすい人がビタミンEを多く含む食品を食べ過ぎたり、サプリメントを過剰摂取してしまうと、逆に肌荒れを引き起こす可能性が?!
どうしてビタミンEがニキビの原因に?
まず、ビタミンEには「男性ホルモンの分泌を促す」働きがあると言われています。
つまり皮脂分泌が増えるため、もともとニキビができやすい人が摂りすぎると危険なのです…!
肌をキレイにして若返るつもりが、かえってニキビなど肌荒れの原因になっているとしたら残念ですよね。
さらにビタミンEには「プロゲステロン(女性ホルモン)の分泌を促す」働きもあります。
プロゲステロンといえば排卵期〜生理までの間に増えるホルモンで、この時期は肌がとても不安定になりますよね。
つまり、ビタミンEを摂りすぎると、(ある意味)生理前と似た肌状態になると言えるかもしれません。
実際、敏感肌の人がカボチャやアーモンドを多めに食べたらニキビができた、という例はあるようです。
一般的に「美肌に良い」といわれているものでも、人によっては逆効果を生むこともあるので気をつけましょう。どんな美容法も「自分に合うか?」を基準にした方が良さそうですね。
改めて…ビタミンEを多く含む食品って?
他の記事でも紹介してきましたが、改めてビタミンEを多く含む食品をおさらいしておきましょう。
・ アーモンド
・ うなぎ
・ カボチャ
・ マヨネーズ
・ 落花生
・ ひまわり油
・ とうがらし
ニキビができやすい人は、ちょっと控えてみるか、他の食品で代用してみてはいかがでしょうか?
食事や習慣を少し変えてみると、自分の体が何を欲しているのか?何を欲していないのか?が分かるようになりますよ。
ビタミンE過剰摂取のリスクは?
ビタミンEは過剰症になることが少ないビタミンとされていますが、サプリメントなどで摂りすぎると不調が起きる場合があります。
その症状例は「下痢」「嘔吐」「肝機能の障害」「筋力の低下」など。
さらに近年「骨粗しょう症のリスクを上げる」ことも分かったそうです。
骨粗しょう症は、年齢とともに女性がなりやすい病気のひとつなので気をつけたいところ。
美容のことばかり意識して、体を壊さないように注意しましょう。