“スイーツの食べ過ぎ”は低体温を加速させる?!
もし下記のような習慣があるとしたら、それはあなたの体温をどんどん低下させているかもしれません。
「疲れたりストレスを感じた時、無性に甘いものが食べたくなる」
「常に家やデスクの中に、甘いお菓子がないと気が済まない」
スイーツに隠されたリスクを知って、今日から食生活を見直しませんか?
なぜスイーツが体温を下げるの?
体内で糖質をエネルギーに変えるのに、ビタミン・ミネラルが大量に使われます。つまり、糖質(砂糖など)を摂りすぎると、ビタミン・ミネラルが慢性的な不足状態に陥りやすくなるのです…。
すると、食べたものからエネルギーや熱が十分につくられず、体温は低下。上昇しずらくなり、低体温の原因となってしまいます。
砂糖を摂りすぎると…
スイーツの食べ過ぎは、低体温だけに留まりません。
1、 うつ病
砂糖などの甘いものを摂りすぎると、脳神経や体に必要なエネルギーをつくるビタミンB1が不足します。脳神経のエネルギー不足は「すぐイライラする」「いきなり不安になる」「気持ちの浮き沈みが激しい」といった精神状態をまねくことに…。
2、 骨粗しょう症
ビタミンB群以外に、糖質の消化にはカルシウムが必要です。そのため糖分の過剰摂取はカルシウム不足を起こします。骨からカルシウムが溶け出すことで、骨粗しょう症のリスクを高めてしまうことに…。
これまでは高齢者に多い病気とされてきましたが、食生活の乱れから若い世代でも増えているようです。
3、 老化
糖分の過剰摂取により余分な糖ができると、体内のタンパク質と結びつきます。そして、そのタンパク質が変性してAGEs(エイジス・糖化最終生成物)という老化物質を作り出すのです。
この物質は、内臓、骨、髪、肌などの全身に蓄積され老化を加速させます。まさに「アンチエイジングの敵」と言えますね。
でも止められない!というあなたに…
“甘いものを控えるための”工夫をご紹介します。
「ドライフルーツやナッツ類を持ち歩く」
ミネラルや食物繊維がギュっと凝縮されているので、安心して間食することができます。腹持ちも良いのでオススメですよ!ただし、食べ過ぎには気をつけましょう。
「買わない習慣をつける」
やはりお菓子の袋が近くにあったり目に入ると、食べたくなってしまうのが人間の心理。ついつい“今日だけ…”と手が伸びてしまいますよね。
買い物の回数を減らしたり、買い物に行ってもあえて買わない習慣をつけると良いでしょう。(特にデパ地下のスイーツコーナーは危険ですね!)
「ホットココアを飲む」
ココアは、過度な食欲を抑えて空腹感をコントロールしてくれます。“甘いものが食べたい”と思った時には、まずホットココアで一息つきましょう。