そのイライラの原因、もしかして『VDT症候群』かもしれない?!
あなたは『VDT症候群』という言葉を聞いたことがありますか?
※VDTとはVisual Display Terminalsの略です
最近、これが原因でイライラしている人が増えているのだとか・・・!?
今回はVDT症候群について詳しく解説します。
VDT症候群って?
パソコンやスマホなどを長時間見続けることで体や心に不調が出ることを『VDT症候群』といいます。
別名「IT眼症」「テクノストレス眼症」とも呼ばれています。
具体的には下記のような症状が現れます。
症状① ドライアイ・目の疲れ
まずは『目の不調』です。
長時間パソコンやスマホを見続けることで、まばたきの回数が激減して目が疲れたり充血したりします。
「目がかすむ」「ゴロゴロする」などの症状も出やすいでしょう。
症状② 頭痛・腰痛
長時間同じ体勢をとっていると、体の血流が悪くなります。
その結果、頭が痛くなったり、腰が痛くなったり。慢性的な肩こりにもつながるでしょう。
ひどい場合は自律神経失調症になることも…。
症状③ イライラ・不安
① や②などの不調が溜まることで、心にも影響が出始めます。
「イライラしやすくなる」「不安に襲われる」「眠れない」「集中できない」など。
人によっては「性欲がなくなる」という例もあるそうです。
VDT症候群を防ぐには?!
1、 デスク環境を改善する
パソコン作業の多い人は、まずデスク環境を改善することから始めましょう。
チェックポイントは「パソコンの高さ」「椅子の座り心地」「パソコン画面の明るさ」「文字の大きさ」など。
2、 長時間見続けない
最低でも1時間に1回は「目を休ませる」ことが大切です。
遠くを見たり、目の上にホットタオルを置くなどが有効です。
できれば肩甲骨を意識した肩回しも行いましょう。
3、 PC用メガネをかける
数年前から流行っていますが、PC用メガネを使用することで目の疲れを軽減することができます。
仕事でも家でもパソコンやスマホをよく見る人は、それぞれの場所で使用できるよう2本用意しておくと便利ですね!