あの参鶏湯(サムゲタン)が肝臓に良い!?
韓流ブームの影響もあってか、ここ数年で一気に韓国料理が身近なものになりましたね。
サムギョプサル、チヂミ、ビビンバ、トッポギなど。
なかでも今回おすすめしたいのは『参鶏湯(サムゲタン)』。どうやら肝臓に良いのだとか…!?
参鶏湯(サムゲタン)って??
参鶏湯を知らない人のために、簡単にご説明しましょう。
参鶏湯(サムゲタン)とは代表的な韓国料理のひとつ。
内臓を取り出したまるごと1羽の鶏の中に、高麗人参・もち米・にんにく・生姜・なつめ・松の実・クコの実などを詰めて煮込んだ料理です。
これらのエキスが凝縮されたスープは、濃厚で病みつきになること間違いなし…!?
(骨まで食べられますよ!)
本場韓国では、夏を乗り切るためのスタミナ料理として食べられることもあるそうです。
日本でいうウナギのような存在でしょうか。
なぜ肝臓に良いの?
まず、参鶏湯に含まれる「高麗人参」には強い滋養強壮効果があります。
さらに生薬としても知られる「松の実」や「クコの実」は、脂肪肝を改善させる働きも。
「鶏肉」や「薬膳食材」のエキスが混ざったスープは、体をポカポカに温めて肝臓の働きをスムーズにしてくれるのです。
自宅で作れる!鶏手羽元をつかった参鶏湯の作り方って?
鶏まるごと1羽を調理するのは、ちょっと勇気がいる…という女性は多いですよね。
そこでおすすめしたいのは「鶏手羽元」をつかった参鶏湯です。
自宅で簡単に作れるのでぜひ一度お試しあれ!
~用意するもの(2人前)~
・ 鶏手羽元・・・8〜10本程度
・ 長ネギ・・・1本(好きな方はもっと入れてもOK!)
・ 人参・・・1/2本
・ もち米・・・大さじ3(白米で代用できます)
・ クコの実・・・10粒
・ 松の実・・・大さじ1
・ にんにく・・・小さじ1
・ 生姜・・・小さじ1
・ 酒・・・大さじ2
・ 塩・・・小さじ1
・ 水・・・800cc
〜作り方〜
1、 長ネギと人参をお好みの大きさに切ります。鶏手羽元には縦に切り込みを入れておきましょう。
2、 鍋に具材と調味料をすべて入れて、蓋をします。弱火で30分煮込みましょう。
3、 煮込んだら出来上がりです。仕上げにごま油やブラックペッパーなどをお好みでかけるとさらに美味しくなります。
※しっかりした味付けにしたい場合は、鶏ガラスープのもとを入れると濃くなりますよ!