あなたは『5大栄養素』をすべて言えますか?
~タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラル~
突然ですが・・・あなたは『5大栄養素』をすべて言えるでしょうか?
私たちが生きていく上で欠かせない代表的な栄養素は5つ!
タンパク質・脂質・炭水化物・ビタミン・ミネラルです。
今回は、改めてこの5大栄養素の基本知識をご紹介したいと思います。
自信がない方は、ぜひ今のうちにおさらいしておきましょう♪
タンパク質
タンパク質とは、身体の色々な部分を作るのに欠かせない栄養素です。
主に20種類のアミノ酸から作られています。
そのうちの9種類は体内で合成できない「必須アミノ酸」と言われています。
これは、体内でつくることができないため食事から補う必要があります。
タンパク質の1日の摂取目安量として、一般女性は体重1kgあたり0.8gになります。
スポーツなどをしている場合は、これの2倍程度が必要!
タンパク質をきちんと摂ることで、筋肉がつき、脂肪を燃焼させやすい体になるので、積極的に摂ることをおすすめします。
脂質
脂質は、身体を動かすためのエネルギー源となるほか、体の中で神経組織、細胞膜、ホルモンなどを作るのに欠かせない成分です。
炭水化物、タンパク質は1g4kcalなのに対し、脂質は倍以上の9kcalと高エネルギーです。
そのため、摂りすぎると「肥満」「生活習慣病」の原因になるので注意しましょう。
成人女性の1日の脂質の摂取目安量としては、45~65g程度です。
炭水化物
炭水化物は人間の体の主要なエネルギー源です。
特に、脳の唯一のエネルギー源であるブドウ糖が含まれています。
私たち人間が1日に必要なエネルギー量の約50%程度をこの炭水化物(1gあたり4kcal)から取り入れています。
足りていないと、脳や神経の働きに支障をきたします…。
かといって摂りすぎると、体脂肪として蓄えられ、太りやすくなるのでご注意!
成人女性の1日の炭水化物の摂取目安量としては、普通体型の人で150g程度、ダイエットしたい人は100g程度です。
ビタミン
ビタミンは、体内の酵素を助ける補酵素となり、体の調子を整えるのに欠かせない栄養素です。
ビタミンは、水溶性ビタミン9種類と脂溶性ビタミン4種類の13種類に分類され、体の中で作ることができますが、それだけでは足りないので食事から補う必要があります。
普通の食事をしていれば、ビタミンの過不足を心配する必要はありません。
ミネラル(無機質)
ミネラルは必要な量は微量ですが、身体機能の維持や調整には欠かせないものです。
体に必要なミネラルは16種類あり「骨や歯を作る」「神経や筋肉の機能を維持する」など幅広い働きをします。
一般的に不足しやすいのはカルシウムや鉄と言われているので、意識的に摂取すると良いでしょう。