『女性ホルモン』と『肥満』の関係って?
『なぜか最近、太りやすくなった…』と感じていませんか?
その原因は、もしかすると女性ホルモンの減少にあるかもしれません。
今回は女性ホルモンと肥満のカンケイについて詳しく解説しましょう。
女性ホルモンが減ると・・・?
女性ホルモン(エストロゲン)は脂肪の代謝を促し、内臓脂肪を減らす働きがあります。
また満腹中枢を刺激して食欲を抑える働きのあるホルモン(レプチン)の分泌にも深く関わっています。
そのため、女性ホルモンの分泌が正常であれば、体型をキープできるわけです。
しかしながら女性ホルモンの分泌は20代半ば〜30代前半をピークに減少していきます…。
40代になるとさらに減ってしまうのです。
その結果、太りやすい体になるというワケ。
若い頃と同じ食生活や運動量では、どんどん脂肪がついてしまうかも…?!
20歳〜45歳くらいまでのあなたは・・・
この時期は『成熟期』と呼ばれ、心身ともに安定しやすいといわれています。
しかし、近年は過度なストレスの影響で心も体も不安定な女性が多いですよね。
その原因は「極端なダイエット」「仕事」「人間関係」「夫婦関係」「出産・育児」など。
成熟期によくある悩みは『冷え性』『便秘』『不妊症』『マタニティブルー』『自律神経失調症』『子宮内膜症』など。
少しでも不調を感じたら、早めに休むようにしましょう。
無理をすると上記のような症状が起きやすくなるのでご注意を。
45歳〜55歳くらいまでのあなたは・・・
この時期は『更年期』と呼ばれ、女性ホルモンの低下にともない様々な不調が出やすいでしょう。
更年期障害には個人差がありますが「ほてり」「のぼせ」「うつ症状」などが考えられます。
今回のテーマでもある「肥満」にもなりやすいので、十分に注意が必要です。
更年期によくある悩みは『肥満』『冷え性』『うつ症状』『骨粗しょう症』『乳がん』『子宮がん』など。
白髪が増えたり体力の衰えを実感して、落ち込むこともあるかもしれません。
しかし、これは誰にでも起き得ることだという事をお忘れなく。
症状を和らげたい方は、漢方薬がおすすめですよ!