あなたは月に1回、下記のような症状になりますか?
- 生理前は、精神的に不安定になる
- 生理痛がひどい、疲れやすい、肌が荒れる
- 生理の周期が乱れている
このような経験、女性なら一度は経験したことがあるのではないでしょうか。症状やその度合いも人それぞれなので、周りの人たちに理解してもらえないと非常に辛いですよね。
その症状の原因は、女性ホルモンの代表ともいえる「エストロゲン」の不足にあります。
エストロゲンは年齢とともに…
エストロゲンは、
- 血中コレステロールを減らす
- 乳房や子宮の発達
- 骨を作る
- 美しい肌や髪の生成
- 自立神経のバランスを整える
という働きをします。
しかし、その分泌は、20代から30代前半をピークに、30代半ば頃から減少を始めます。さらに、閉経前の45歳頃には急激に減少。
そのため、30代半ば頃からは、意識的にエストロゲンを補給することが大事です。エストロゲンをつくるには、補酵素と呼ばれるビタミンとミネラル、そして酵素が必要。この酵素が足りないと、エストロゲンをつくることができず、代謝の低下や肥満の原因となってしまいます。
ちなみに、エストロゲンは多すぎると乳がんのリスクを高め、少ないとコレステロールを溜め込もうとして肥満になりやすくなるという、なんとも厄介な性質です。
エストロゲンが減少すると?
エストロゲンが減り、女性ホルモンのバランスが乱れると…
- 能の働きが低下し、物忘れがひどくなる
- 肌荒れ、ハリやつやがなくなる
- 生理不順になる
- 身体が疲れやすい
- 情緒不安定になりやすい
といった症状が起きやすくなります。
酵素が一役買います!
先ほどもお話した通り、エストロゲンの生成には補酵素(ビタミン、ミネラル)に加え、「酵素」が必要です。酵素を積極的に摂ることで、エストロゲンの減少を防ぐようにしましょう。
特に、生理中はいつも以上に代謝酵素を消耗します。つまり、通常よりも体内の酵素が減りやすいということ。そんな生理中には、外から十分に酵素を補給してあげる必要がありますね。
また、生理中だけでなく、普段から酵素をたっぷり摂っておくと、PMS(生理前症候群)や生理痛の緩和にもつながります。
プラス大豆製品もおすすめ
大豆に含まれるイソフラボンは、エストロゲンと似た働きをします。化学構造が似ていることから、減少するエストロゲンを補うのにとても効果的といわれているのです。
また、過剰なエストロゲンは、乳がんのリスクになりますが、イソフラボンは増え過ぎたエストロゲンを減らす働きもします。「補う」だけではなく、「抑制」もしてくれるのですね。女性にとって、強い味方といえそうです。
もし、あなたが女性特有の悩みを抱えているのなら、まずは改善への第一歩として、酵素を食生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。エストロゲンを増やすと同時に、身体の巡りが良くなるので、今まで諦めていた辛い症状も緩和されていくはずです。