風邪をひいても『お風呂』は入るべき?!
風邪をひいて寝込んでいる時、お風呂に入るべきかどうか…悩みますよね。
昔は『風邪をひいたらお風呂に入るな』と言われていましたが、現在は環境がずいぶん変わったので一概にそうとは言えません。今回は、お風呂に入るメリットと注意点をご紹介します。
風邪をひいてもお風呂に入ったほうが良い・・・?
風邪をひいた時の入浴には、一体どんなメリットがあるのでしょうか?下記4つのメリットをご紹介します。
1、 全身の血行が良くなる
湯船に浸かると筋肉の緊張が和らぐので、血管が拡張して全身の血行が良くなります。体温が上がり体内酵素も活性化されるので、風邪の治りが早くなるでしょう。
2、 喉が保湿される
立ち上る湯気のおかげで、喉が保湿されます。浴室はウィルスの活動を抑える環境といえますね。
3、 体も心もスッキリする
汗をかいた体をキレイに洗って、清潔な状態を保つことができます。また気持ち的にもリフレッシュできるので、心身ともに良い効果が得られるでしょう。
4、 鼻の通りが良くなる
喉の保湿と同じように、浴室に立ち上る湯気で鼻詰まりも解消できるでしょう。風邪の症状に効く精油(ラベンダー、ベルガモット、ローズマリー、マージョラムなど)を2〜3滴入れて入るのもオススメですよ。
ただし!こんな時には避けるべき!?
お風呂に入るメリットを4つご紹介しましたが、下記のような場合には入浴を避けたほうが良いでしょう。
・38℃以上の熱がある
・倦怠感や悪寒がひどい
・下痢・嘔吐がある
注意すべきこと
1、 脱衣所を温めておく
お風呂に入る前、そしてお風呂に入った後も体が冷えないよう、あらかじめ脱衣所を温めておくようにしましょう。
2、 長時間の入浴はNG
長風呂は体力を消耗してしまいます。ある程度体がポカポカになったら、早めに出るようにしましょう。
3、 髪はしっかり乾かす
シャンプーした場合は、完全に乾かしてから布団に入りましょう。髪が濡れたままの状態でいると、湯冷めする可能性があります。