もくじ
私の不妊治療体験記② 毎日『注射』に通うということ
体験記①ではスプレキュアについて書きましたが、今回は「毎日、注射に通うということ」をテーマにお話したいと思います。
私は約2週間、毎日注射に通いました。
そのなかで「辛いと感じたこと」そして「辛い時に、どうやって乗り越えたのか?」をお伝えします。
不妊治療で『辛い』と感じたこと
1、 体がだるくなる…
ホルモン注射を打っているので当然といえば当然なのかもしれませんが、やはり体がだるくなりました。
寝込むほどの辛さではないものの、なんとなく体が重く感じたり、何もやる気が起きなかったり…。
〜どうやって乗り越えた?〜
「ちょっと出かける」→「休む」をほどよく繰り返しました。
どちらに偏りすぎても良くない気がしたので、気分転換したい時には誰かを誘ってお茶しに行ったり、横になりたい時は無理せず布団に入る…。
とにかく心と体のバランスをとりながら、1日1日を過ごしていたと思います。
2、 注射の跡を見ると…
筋肉注射なので、結構痛い…。
病院から自宅に帰って、ふと自分の腕にある注射の跡を見ると、少し切なくなることがありました。
〜どうやって乗り越えた?〜
「これはママになるための訓練」「これで我慢強くなれる」など、超ポジティブに考えることにしました。
そう考えると、注射を打つ度に自分がどんどんたくましくなっている…そんな気持ちになれました。
3、 来る日も来る日も病院…
注射がはじまって1週間くらいはモチベーションが続いていたのですが、1週間を過ぎると徐々に「今日もまた病院か…」という気持ちに。
途中でや〜めた!なんてできないので、もちろん行くのですが、病院通いに嫌気がさしていました。
〜どうやって乗り越えた?〜
病院の後に「カフェに寄る」「ショッピングをする」「映画を見る」など、楽しい予定を入れることにしました。
自分へのご褒美をつくると、モチベーションが上がりますよ!
4、 街で妊婦さんや子連れママを見ると…
街で妊婦さんや子連れママを見ると、純粋に「いいなぁ」と羨ましくなりました。
疲れている時には「私はこんなに大変な思いをしなきゃできないのか…」と落ち込んでしまうことも。
〜どうやって乗り越えた?〜
「妊娠・出産」というのは、人生のほんの一部に過ぎないということを思い出すようにしました。
私には健康な体があって、愛する旦那さまがいて、美味しいご飯が食べられる…そうやって原点に立ち返ることで、落ち込む気持ちを和らげていましたね。