ミネラルファンデーションの選び方
ミネラルファンデーションは「刺激が少ない」「お肌に優しい」「長時間つけていてもOK」というメリットがあるため、人気のファンデーションです。
しかし、ミネラルファンデーションにはきちんとした決まりがなく曖昧なので、ほんの少量でもミネラルが含まれていれば製品として販売されているのが現状…。
そのためミネラルファンデーションは、きちんとしたものを選ばないと、逆に肌を劣化させてしまうことになります。
この機会に、ミネラルファンデーションについて詳しく理解して、正真正銘のミネラルファンデーションを見つけましょう♪
ミネラルファンデーションとは?
ミネラルファンデーションの“ミネラル(無機質)”とは天然の鉱物のことを指します。
1970年代、アメリカの皮膚科医によって手術や火傷の痕などにも使えるように開発された天然由来成分で作られました。
ミネラルファンデーションには、一般的なファンデーションに入っている界面活性剤、シリコン、防腐剤、オイルなど肌に良くないと言われている化学成分は含まれていません。
そのため、クレンジング剤が不要で、石鹸で落とせるものが多いのが特徴です。
一般的なファンデーションにありがちな毛穴を塞いでしまい、ニキビを悪化させるなどといった肌荒れの原因になることも少なく、自然の美しさを演出することができます♪
以前は、ミネラルファンデーションはカバー力の弱さが欠点でしたが、ここ数年は新たに開発され、カバー力も良くなってきていますよ!
ただし、きちんとした定義がないためいわゆる“偽”ミネラルファンデーションが売られているのも事実です。
そのため、下記のことに注意して選ぶようにしましょう!
ミネラルファンデーションを選ぶ時
・ ミネラル成分が多く含まれているか?
ミネラル100%の成分もしくはそれに近いものを選びましょう。
なかには含有量がたったの1%の商品もあるので、ご注意ください。
・ シリコンが含まれていないか?
シリコンが含まれていると、クレンジングが必要になってしまいます。
クレンジングは、お肌に必要な皮脂を余分に落としてしまうなど肌を痛めてしまう可能性があるので、なるべく避けたいところです。
いわゆるドラッグストアで売られているプチプラなミネラルファンデーションなどはシリコンが含まれているものが多いので、成分表示を確認してみてください。
・ ノンケミカルであり、酸化チタン等をコーティングしているか?
紫外線吸収剤を使用していないことをノンケミカルと言います。
紫外線吸収剤(ケミカル)を使用した日焼け止めは、肌の刺激になり、なかにはアレルギーを起こす人もいます。
また、ミネラルは皮脂と混ざり、活性酸素を発生させてしまうので、紫外線散乱剤(酸化チタン等)など直接肌へ影響がないよう、コーティングされています。
ですから、酸化チタン等が使用されているかどうか確認してください。