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シャンプーの合成界面活性剤ってどうなの？！〜無添加化粧品〜

 あなたは、合成界面活性剤と聞いてどんなイメージを持ちますか？

おそらく大半の方は、“肌や髪に悪いもの”というイメージを持っているのではないでしょうか。

そこで、今回はシャンプーに含まれる3つの合成界面活性剤（メリット＆デメリット）をご紹介したいと思います。

 

そもそも、界面活性剤って何？

界面活性剤とは、水と油のように本来溶け合わないものを、混じり合わせる物質です。そのため、化粧品やシャンプーには欠かせない存在と言えますね。

もちろん“無添加”“自然派”とうたっている製品にも、界面活性剤は入っています。

 

例えば、下記のような働きがあります。

• 汚れを浮かせて、洗浄する
• 泡立ちをよくする
• 髪にツルツル感を与える
• 有効成分や色素を溶かし込む
• 静電気を防ぐ

 

“合成”界面活性剤にも種類がある？！

合成界面活性剤には「石油系」「石鹸系」「アミノ酸系」などの種類があります。シャンプーに含まれるこの3つのメリット・デメリットをご紹介します。

 

「石油系」

〜メリット〜

• 洗浄力が高い
• 少量でもよく泡立つ
• 洗っている間も、洗い上がりも指通りなめらか

〜デメリット〜

• 頭皮の皮脂をとり過ぎてしまう（乾燥の原因に）
• 皮脂のつまり、抜け毛、髪の毛が細くなるリスクが高い
• 強い刺激から、敏感肌やアトピーの人は炎症をおこしやすい

 

「石鹸系」

〜メリット〜

• 洗浄力が高い
• 天然素材という安心感
• 刺激が少なく、肌に優しい
• 洗い上がりスッキリ

 〜デメリット〜

• 質感が水っぽく、使いづらい
• アルカリ性なので、肌の弱い方には刺激になりやすい
• 石鹸カスが残りやすい
• ゴワつきやすい

 

「アミノ酸系」

〜メリット〜

• 人の頭皮や髪と同じ、弱酸性（肌にも優しい）
• 洗浄効果だけでなく、頭皮や髪を修復する効果もある
• 皮脂をとり過ぎない

〜デメリット〜

• 他と比較すると、洗浄力や泡立ちが弱く感じる
• 原料や成分が高価な場合が多い
• アミノ酸系とうたっていても、少量しか配合されていないものもある

 

• あくまでも、一般的によく言われるメリット・デメリットです。

 

シャンプー選びのコツ

• 優先順位を明確に

まずは、自分の髪質やこだわりなどから、シャンプーに求めるものを考えましょう。

その中でも“これだけは譲れない”という優先順位をつけておくと、シャンプー選びもスムーズに！

 

• 使用感と安心感のバランス

ツルツルの使用感とサラサラ仕上げは嬉しいけれど、頭皮や髪に悪い成分を含んでいるとしたら…将来が不安になりますよね。

CMやパッケージばかりに惑わされず、シャンプーの成分をしっかり見て安心できるものかを確かめましょう。